地球の未来を考えると、環境に優しい商品を選んでおきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。最近は企業でもサステナビリティやエコフレンドリーを考えた商品やサービスを提供するところも増えています。
廃棄物は全国でも、毎日大量に出ていますが、少しでも廃棄物を減らすのであれば、家庭内での廃棄物の減らし方も考えていきたいところです。
まず、できることとしては、不必要なものを購入しないということがあげられます。セールなどでつい安いからと不用な洋服や小物類、食品などを購入してしまった経験を持つ人は多いのではないでしょうか。いくら安価で購入しても、使えないものだと結局はゴミとして処分することになってしまいます。お得だと感じても、購入する前には、本当に必要なものであるのか、そうでないのかをもう一度考えてみましょう。
スーパーやコンビニで買い物をするときはレジ袋はもちろん、割りばしや使い捨てのスプーンが付いてくることもあります。せっかくもらっても、実際には使わなかったという経験を持つ人もあるのではないでしょうか。最近はプラスチックごみを減らす運動が広まっていますが、買い物のときはマイかごやマイレジ袋を用意する、不必要な割りばしやスプーンは断るなどの工夫もしてみましょう。
そして、廃棄物を減らすためには、不用品をリサイクルに出すという方法もあります。毎日の生活では、プラスチックごみや空になったペットボトル、空き缶などが発生しますが、こうしたものはリサイクルされていることも多くなっています。
新聞や雑誌などの紙類も再生紙として活用できることも多くなっています。リサイクルできるものは、できるだけゴミとして出さずにリサイクルで活用することを心掛けてみましょう。
さらに、日本では食品ロスも多いとされています。食べられる食品をムダにしてしまうことはできるだけ避けたいところです。食品ロスを防ぐには買い物の際に買い過ぎないこと、賞味期限もしっかりと確認しておくことが大事です。
冷凍することで、長期に保存できる食品もありますので、使いきれないと感じた場合は、早めに冷凍しておくこともおすすめです。冷蔵庫や食品庫をこまめに掃除、整理することも、家にある食品を把握できますので、買い過ぎを防ぐことにつながります。家電や家具類が壊れたときも、すぐに買い替えるのではなく、修理して使うことで廃棄物を減らすことにつながります。自分では不必要だと思う商品も、他人は欲しいと感じる場合もあります。まだ使える不用品を処分する際は、知り合いに声をかける、フリーマーケットに出品するなどで有効活用することも考えていきたいところです。